美楽影堂 ピンクの美少年 6 ピンクな雰囲気 1
お花見のシーズンですねえ。ところによってはもう散ってしまったところもあれば、これからというところもありましょう。
このシーズンになるといつも思い出す事がある。
満開の桜の木の下には人間の死体が埋まっている・・・という事。
たしか、若い頃観た映画、坂口安吾原作の「桜の森の満開の下」の中のセリフか、もしかしたら宣伝文句の中でそんな事を言っていた。
日本中に桜の木があるわけだから、別に人の死体が埋まっていても不思議ではないが、綺麗なものの裏には怖ろしいものが隠れているという事か。
詳しく調べてみようとウィキペディアで検索してみたら、・・・あった。
「ある峠の山賊と、妖しいばかりに美しい残酷な女との幻想的な怪奇物語。桜の森の満開の下は怖ろしいと物語られる説話形式の文体で、花びらとなって掻き消えた女と、冷たい虚空がはりつめているばかりの花吹雪の中の男の孤独を描き、女とは何者か、肉体と魂、人間存在そのものの本質につきまとう悲哀を追求した作品である」
小保方さんじゃないけれど、そのままコピーしちゃった。
でもこの後にこうも書いている。
「安吾が後に書いたエッセイ『桜の花ざかり』には、東京大空襲の死者たちを上野の山に集めて焼いたとき、折りしも桜が満開で、人けのない森を風だけが吹き抜け、「逃げだしたくなるような静寂がはりつめて」いたと記されており、それが本作執筆の2年前に目撃した「原風景」となっているという。」
そうなんですよねえ。戦争中でも桜は咲いていた。人間達の愚かな行いなんて関係なく、春には桜が咲き、秋には紅葉し、冬には雪が降っているんですよね。
自然現象と言えば、戦争中にも地震もあったし、津波もあった。1944年の東南海地震です。戦況に影響するとかいって、おおっぴらには公表されなかったみたいですが、敵国アメリカではちゃんと把握されていたようです。
話が脱線しました。
ほんのりとピンク色を醸し出す、画面。色彩だけでなく、その内容にも・・・。男だって、ピンクな雰囲気は出せますよ。
そういやあ、奈良県吉野の桜はその数の多さでで有名ですが、あの桜は古来より、蔵王権現のご神木ということで、信者の寄進でその数を増やしていたそうです。
********************************
「花」 瀧廉太郎 墨田区民愛唱歌 すみだ少年少女合唱団
お花見のシーズンですねえ。ところによってはもう散ってしまったところもあれば、これからというところもありましょう。
このシーズンになるといつも思い出す事がある。
満開の桜の木の下には人間の死体が埋まっている・・・という事。
たしか、若い頃観た映画、坂口安吾原作の「桜の森の満開の下」の中のセリフか、もしかしたら宣伝文句の中でそんな事を言っていた。
日本中に桜の木があるわけだから、別に人の死体が埋まっていても不思議ではないが、綺麗なものの裏には怖ろしいものが隠れているという事か。
詳しく調べてみようとウィキペディアで検索してみたら、・・・あった。
「ある峠の山賊と、妖しいばかりに美しい残酷な女との幻想的な怪奇物語。桜の森の満開の下は怖ろしいと物語られる説話形式の文体で、花びらとなって掻き消えた女と、冷たい虚空がはりつめているばかりの花吹雪の中の男の孤独を描き、女とは何者か、肉体と魂、人間存在そのものの本質につきまとう悲哀を追求した作品である」
小保方さんじゃないけれど、そのままコピーしちゃった。
でもこの後にこうも書いている。
「安吾が後に書いたエッセイ『桜の花ざかり』には、東京大空襲の死者たちを上野の山に集めて焼いたとき、折りしも桜が満開で、人けのない森を風だけが吹き抜け、「逃げだしたくなるような静寂がはりつめて」いたと記されており、それが本作執筆の2年前に目撃した「原風景」となっているという。」
そうなんですよねえ。戦争中でも桜は咲いていた。人間達の愚かな行いなんて関係なく、春には桜が咲き、秋には紅葉し、冬には雪が降っているんですよね。
自然現象と言えば、戦争中にも地震もあったし、津波もあった。1944年の東南海地震です。戦況に影響するとかいって、おおっぴらには公表されなかったみたいですが、敵国アメリカではちゃんと把握されていたようです。
話が脱線しました。
ほんのりとピンク色を醸し出す、画面。色彩だけでなく、その内容にも・・・。男だって、ピンクな雰囲気は出せますよ。
そういやあ、奈良県吉野の桜はその数の多さでで有名ですが、あの桜は古来より、蔵王権現のご神木ということで、信者の寄進でその数を増やしていたそうです。
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「花」 瀧廉太郎 墨田区民愛唱歌 すみだ少年少女合唱団