金曜日は安息日 夢は楽しかったあの頃
小さかった子供の頃、お母さんに抱かれて甘えていたこと、おぼえていますか。
お父さんの大きな背中におぶさって寝た事、覚えていますか。
若い人ならそんな思い出もいっぱいあると思いますが、この年になると、そんな記憶も薄れてしまいつつあります。
でも数少ないそんな記憶だからこそ鮮明に覚えているものです。
ふと、夢の中でそんな記憶が蘇ってきます。
でもイヤな事もあったな。怖い事もあった。悩む事もあった。
でも目を覚ました途端、そんなイヤな事で悩む必要はなくなったんだ。
そんな年齢になったんだと、何か安心してしまいます。
厚木5歳男児死亡、亡くなる直前 か細い声で「パパ」
TBS系(JNN) 6月11日(水)10時53分配信
神奈川県厚木市のアパートで当時5歳だった男の子の遺体が見つかった事件で、逮捕された父親が最後に会った際、男の子が『パパ』と、か細い声で父親に呼びかけるなど、亡くなる直前の様子が分かってきました。
この事件は、先月30日、神奈川県厚木市のアパートで、当時5歳だった齋藤理玖ちゃんの白骨化した遺体が見つかったもので、父親の齋藤幸裕容疑者(36)が、2006年から翌年にかけ、理玖ちゃんに食事などを与えず、衰弱死させたとして逮捕されました。
警察へのその後の取材で、齋藤容疑者が「最後に見た時は理玖は立ち上がることもできず、おにぎりなどの袋も開けられなかった」などと、死亡する直前の理玖ちゃんについて供述していることが新たにわかりました。そして、「最後に『パパ』とか細い声で呼ばれ、1時間も部屋にいることができずに立ち去った」とも供述しているということです。
また、齋藤容疑者は、「病院に連れて行くとばれてしまう。怖くて行けなかった」などとも話していて、警察は、死亡した経緯についてさらに詳しく調べています。
この事件の事は皆さんご承知のここと思います。
初めてこの事件の事を知ったとき、腹が立ちました。
その後、事件の詳細が報道されるたび、その内容を聞いて悲しくなってきました。
そして最近では、さみしい気持ちになっています。
亡くなった理玖君は、自分を捨てて部屋を出て行こうとしている父親に対して、どう思ったのでしょうか。
お腹が空いている。
からだが動かない。
寒い。
暗い。
でもパパは自分を放って、出ていこうとしている。
僕は何か悪い事をしたのだろうか? これが宿命なんだろうか?
そんな事考えるほど余裕もなかったし、知識もない。それよりも社会の善悪や道理を経験するほどの年齢でもなかった。
彼には、暖かいお母さんのふところに抱かれて、甘えていた記憶があるのだろうか。そんな夢を見ながら死んでいったのだろうか?
病気や事故で亡くなったのだったら、それなりの理由がある。
でも助けられる、助ける機会がありながら亡くなってしまった。
父親が、たった一言、行政に対し、「助けてくれ」と訴え出れば、小さな一つの命が助けられたのに・・・。
小さかった子供の頃、お母さんに抱かれて甘えていたこと、おぼえていますか。
お父さんの大きな背中におぶさって寝た事、覚えていますか。
若い人ならそんな思い出もいっぱいあると思いますが、この年になると、そんな記憶も薄れてしまいつつあります。
でも数少ないそんな記憶だからこそ鮮明に覚えているものです。
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ふと、夢の中でそんな記憶が蘇ってきます。
でもイヤな事もあったな。怖い事もあった。悩む事もあった。
でも目を覚ました途端、そんなイヤな事で悩む必要はなくなったんだ。
そんな年齢になったんだと、何か安心してしまいます。
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厚木5歳男児死亡、亡くなる直前 か細い声で「パパ」
TBS系(JNN) 6月11日(水)10時53分配信
神奈川県厚木市のアパートで当時5歳だった男の子の遺体が見つかった事件で、逮捕された父親が最後に会った際、男の子が『パパ』と、か細い声で父親に呼びかけるなど、亡くなる直前の様子が分かってきました。
この事件は、先月30日、神奈川県厚木市のアパートで、当時5歳だった齋藤理玖ちゃんの白骨化した遺体が見つかったもので、父親の齋藤幸裕容疑者(36)が、2006年から翌年にかけ、理玖ちゃんに食事などを与えず、衰弱死させたとして逮捕されました。
警察へのその後の取材で、齋藤容疑者が「最後に見た時は理玖は立ち上がることもできず、おにぎりなどの袋も開けられなかった」などと、死亡する直前の理玖ちゃんについて供述していることが新たにわかりました。そして、「最後に『パパ』とか細い声で呼ばれ、1時間も部屋にいることができずに立ち去った」とも供述しているということです。
また、齋藤容疑者は、「病院に連れて行くとばれてしまう。怖くて行けなかった」などとも話していて、警察は、死亡した経緯についてさらに詳しく調べています。
この事件の事は皆さんご承知のここと思います。
初めてこの事件の事を知ったとき、腹が立ちました。
その後、事件の詳細が報道されるたび、その内容を聞いて悲しくなってきました。
そして最近では、さみしい気持ちになっています。
亡くなった理玖君は、自分を捨てて部屋を出て行こうとしている父親に対して、どう思ったのでしょうか。
お腹が空いている。
からだが動かない。
寒い。
暗い。
でもパパは自分を放って、出ていこうとしている。
僕は何か悪い事をしたのだろうか? これが宿命なんだろうか?
そんな事考えるほど余裕もなかったし、知識もない。それよりも社会の善悪や道理を経験するほどの年齢でもなかった。
彼には、暖かいお母さんのふところに抱かれて、甘えていた記憶があるのだろうか。そんな夢を見ながら死んでいったのだろうか?
病気や事故で亡くなったのだったら、それなりの理由がある。
でも助けられる、助ける機会がありながら亡くなってしまった。
父親が、たった一言、行政に対し、「助けてくれ」と訴え出れば、小さな一つの命が助けられたのに・・・。