再々度、男はみんなマザコンだ!!
今回の文は、平成23年1月28日に掲載したものを一部分訂正して平成24年5月12日に再度、掲載したものを再々度掲載するものです。
つまり黒字の部分は平成23年1月28日に書いたもの。
赤字の部分は平成24年5月12日に書き足した分です。
青字は今日の分です。
さて、どうして昔、書いたものを再々度出してきたのか・・・。
夏休みということで最近、こんなコマーシャルが頻繁に流れているからです。
USJのCMです。
母と子が遊園地で夏休みを楽しんでいます。
でもそこには父親の姿は見えません。
シングルマザーかも知れません。
いやいや、父親は妻と子をビデオで撮る側にまわっているから映っていないんだよ、という意見もあるようです。
ともあれ、母と息子の楽しそうな光景は親子関係の原点だと思うからです。
ここから平成23年1月28日に掲載したものです。
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CMに見る母と子の見えない絆
若い母親と小さな息子の物語です。
「母親と息子」が仲良くしていると何かマザコンの話みたいで拒否反応を起こす人がいるかもしれませんが、母親と息子というのは数ある人間関係のなかでも最も密接な関係で、人間を語る上で欠かすことのできないものなのです。
よく、「花嫁の父」と言われるように父親と息女の関係は美しく語られます。手塩に掛けて育てた娘を嫁に出すつらさ、悲しさ。厳格な父が涙を流す姿は見る者を感動させます。
しかし、父と娘の関係はたかだか20数年です。嫁に行ってしまえば主人のことばかり。ところが母と息子の関係は60年、長ければ70年続くのです。今でこそ核家族化で結婚後一緒の家に住むことも少なくなりましたが、まだまだ家の跡取りである息子は親と一緒に暮らすことが多いと思います。
ということになれば夫婦が一緒に暮らす期間は50年くらい。いくら夫が踏ん張っても60年はなかなかです。自分の夫より息子のほうと暮らす年数は多いのです。
さらに女性は結婚すると夫を始めとして舅、姑、小姑はすべて他人ですが、自分の産んだ子は唯一自分の血を継いでいるのです。その子供でも娘は嫁いで行ってしまいますが息子はずっと自分の手元にいるのです。死ぬまで頼りになり、心の拠り所なのです。したがって息子に対する思い入れは激しいものでしょう。息子の元へ嫁いできた嫁を敵対するのは当然のことです。
嫁は、嫁でまた他人である夫や姑より自分の産んだ子に愛着を持つのです。その繰り返しが未来永劫続いていくのです。
これは息子を持たない女性や独身女性には理解できないことだと思います。したがってこのブログに上げたCMを見ても、「マザコンで気持ち悪い」とか「子供をCMに使って卑怯だとか」などの批判を浴びせるわけです。
おおよそ数ある人間関係の中でこれほど密接なものはないと思います。でも年数だけでなく、異性ということも関係してくるのです。母親からすれば唯一、自分の意のままになる男性であり、息子からすれば生まれて初めての異性であり、その乳房をなんのためらいもなくふくむことができるのです。
シエンタのCMですが皆さんどう見ます。男というものはどんなに小さくても守るべきものを把握しているし、かなわないと知っていても、守ろうと努力する。いつも常に七人の敵を意識している。だから母親には甘えたくなる。それがほんとうの男だと思います。したがって・・・マザコンでない男は真の男ではない。
以下、平成24年5月12日に書き足した分。
文においては、「長男は実家において母親と同居するため、その関係はいちばん長くなる」というように書きましたが、現代では親子の別居が当然のこととなっています。そのため一部分書き直します。
「母と息子の関係は、別居するようになっても、親子という関係には変わりなく、最も長い異性関係を続けていくことになる。」
つまり女性は、夫や父親よりも、もっとも長く異性関係を保つのは息子である。
また男性は、妻や娘よりも、もっとも長く異性関係を保つのは母親である。
したがってその絆は固く、たやすく壊れるものではない。
母親は、息子に対して母性という機能を果たすことにより女性としての役目を全うし、男はその母を守ることに男性としての機能を目覚めさせていくのです。
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「母と子」らしい画像
USJのCMに出てくる子供ですが、あれは男の子じゃなくて女の子じゃないかという意見がありますが、あの子は男の子に間違いありません。着ている服のボタン付けが左前になっています。ちなみに母親の服はこの逆で、右前になっている。
今回の文は、平成23年1月28日に掲載したものを一部分訂正して平成24年5月12日に再度、掲載したものを再々度掲載するものです。
つまり黒字の部分は平成23年1月28日に書いたもの。
赤字の部分は平成24年5月12日に書き足した分です。
青字は今日の分です。
さて、どうして昔、書いたものを再々度出してきたのか・・・。
夏休みということで最近、こんなコマーシャルが頻繁に流れているからです。
USJのCMです。
母と子が遊園地で夏休みを楽しんでいます。
でもそこには父親の姿は見えません。
シングルマザーかも知れません。
いやいや、父親は妻と子をビデオで撮る側にまわっているから映っていないんだよ、という意見もあるようです。
ともあれ、母と息子の楽しそうな光景は親子関係の原点だと思うからです。
ここから平成23年1月28日に掲載したものです。
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CMに見る母と子の見えない絆
若い母親と小さな息子の物語です。
「母親と息子」が仲良くしていると何かマザコンの話みたいで拒否反応を起こす人がいるかもしれませんが、母親と息子というのは数ある人間関係のなかでも最も密接な関係で、人間を語る上で欠かすことのできないものなのです。
よく、「花嫁の父」と言われるように父親と息女の関係は美しく語られます。手塩に掛けて育てた娘を嫁に出すつらさ、悲しさ。厳格な父が涙を流す姿は見る者を感動させます。
しかし、父と娘の関係はたかだか20数年です。嫁に行ってしまえば主人のことばかり。ところが母と息子の関係は60年、長ければ70年続くのです。今でこそ核家族化で結婚後一緒の家に住むことも少なくなりましたが、まだまだ家の跡取りである息子は親と一緒に暮らすことが多いと思います。
ということになれば夫婦が一緒に暮らす期間は50年くらい。いくら夫が踏ん張っても60年はなかなかです。自分の夫より息子のほうと暮らす年数は多いのです。
さらに女性は結婚すると夫を始めとして舅、姑、小姑はすべて他人ですが、自分の産んだ子は唯一自分の血を継いでいるのです。その子供でも娘は嫁いで行ってしまいますが息子はずっと自分の手元にいるのです。死ぬまで頼りになり、心の拠り所なのです。したがって息子に対する思い入れは激しいものでしょう。息子の元へ嫁いできた嫁を敵対するのは当然のことです。
嫁は、嫁でまた他人である夫や姑より自分の産んだ子に愛着を持つのです。その繰り返しが未来永劫続いていくのです。
これは息子を持たない女性や独身女性には理解できないことだと思います。したがってこのブログに上げたCMを見ても、「マザコンで気持ち悪い」とか「子供をCMに使って卑怯だとか」などの批判を浴びせるわけです。
おおよそ数ある人間関係の中でこれほど密接なものはないと思います。でも年数だけでなく、異性ということも関係してくるのです。母親からすれば唯一、自分の意のままになる男性であり、息子からすれば生まれて初めての異性であり、その乳房をなんのためらいもなくふくむことができるのです。
シエンタのCMですが皆さんどう見ます。男というものはどんなに小さくても守るべきものを把握しているし、かなわないと知っていても、守ろうと努力する。いつも常に七人の敵を意識している。だから母親には甘えたくなる。それがほんとうの男だと思います。したがって・・・マザコンでない男は真の男ではない。
以下、平成24年5月12日に書き足した分。
文においては、「長男は実家において母親と同居するため、その関係はいちばん長くなる」というように書きましたが、現代では親子の別居が当然のこととなっています。そのため一部分書き直します。
「母と息子の関係は、別居するようになっても、親子という関係には変わりなく、最も長い異性関係を続けていくことになる。」
つまり女性は、夫や父親よりも、もっとも長く異性関係を保つのは息子である。
また男性は、妻や娘よりも、もっとも長く異性関係を保つのは母親である。
したがってその絆は固く、たやすく壊れるものではない。
母親は、息子に対して母性という機能を果たすことにより女性としての役目を全うし、男はその母を守ることに男性としての機能を目覚めさせていくのです。
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「母と子」らしい画像
USJのCMに出てくる子供ですが、あれは男の子じゃなくて女の子じゃないかという意見がありますが、あの子は男の子に間違いありません。着ている服のボタン付けが左前になっています。ちなみに母親の服はこの逆で、右前になっている。