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「父性愛」の対象、田彪我君。

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「父性愛」の対象、田彪我君。

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私は4月4日のブログで「父性愛」というあまり聞き慣れない言葉を使った。

http://blogs.yahoo.co.jp/suiseibank/19922550.html

言葉としてはあるようだが、あまり使われないようだ。
その意味も単に「男の母性愛」程度の意味しか持たせていないようだ。
それだけ、愛情表現において、男は軽く扱われているということだ。早くいえば種馬みたいなモンだし・・・。

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でも私はこういう意味に解釈したい。
女性の母性愛は「子供を社会や、外敵から守り家庭内で育もうとする本能」
片や男性の父性愛は「子供を社会に適応させ、外敵から自ら守ろうとする能力を育もうとする本能」
具体的にいうと、母親は子供に対して、早くごはんを食べなさいとか、おふろに入りなさいとか、身だしなみをきちんとしなさいとかいった、直接心身の成長に関わることをいう。片や父親は、勉強しなさいとか、夜遊びせずに早く家へ帰ってきなさいとか、社会での適応能力を身につけさせようとする。


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男というものは社会的動物といえる。社会というものを形成し、社会というものを動かそうとする。
その社会で生きて行くための適応能力を子供にも身に付けさせたい。能力を伸ばせてやりたい。
そんな気持ちが父性愛かな・・・と思う。


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したがって父性愛という者は、父の子の関係だけではない。
例えば、学校の先生と生徒。先輩と後輩。兄と弟。上司と部下。師匠と弟子。時代劇だと殿様と小姓。
こういった関係でも父性愛は成り立つのだ。

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そういう意味では、少年愛も父性愛のひとつかなとも思う。
またショタコンと呼ばれる性的要素の強い関係や、上下関係の薄い大人の世界でゲイと呼ばれるものには父性愛は存在しないのではないかな・・とも思う。


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私は最近、ブログで「さくらしめじ」の田彪我君のことをよく記事にしているが、私が彼に対する気持ちはこの父性愛に近い。
芸能人に対しての単なるファンの好意ではないかといわれるかも知れないが、しかし、例えば、神木隆之介君に対する好意とはまた違う感覚を持っている。

神木君などは小さい頃から、子役として、地上波の人気ドラマに数多く出演して、視聴者の意識の底にその可愛らしさと存在感を植え付けてきた。気がついた時にはドラマの主役クラスに多く出演していた。いうなればテレビ界の子役として王道を歩んできた。その上、視聴者は子役以前の神木君を知らず、華やかなドラマで演技をしている神木君しか知らなかった。

対して、高田君はどうだろう。「EBiDAN39」という衛星放送のテレビ番組にレギュラー出演していたとはいえ、、20数人の同じような芸能界を目指す研究生の仲間達に混じって、目立つこともなく、ひたすら、番組側から提示されるプロジェクトに参加、なんとか無難に乗り越えてきた程度だ。なんとか及第点をとっても、なかなか選抜されず、何度も挫折を味わってきた。言ってみれば映画の大部屋俳優と同じ苦渋の水を飲んできた苦労人だ。もちろんこういったテレビ番組を知らなければ、二人の中学生による「さくらしめじ」というグループが3月に華やかに全国CDデビューしただけの話で終わってしまうかも知れない。
でもこういった苦労時代のテレビ番組を知ってしまったから仕方がない。
どうしても肩入れしたくなる。

ましてや、彪我君は、声がきれい。歌がうまい。ギターが上手。作詞作曲の才能もある。同じ年代の気持ちを理解している。ただ芸能人として必要な、自分をアピールしようとする図々しさが足りないだけである。
おうおうにして才能ある芸術家は社会に適応しない。
でも今、それをカバーしてくれる相方にも恵まれた。

こんな才能ある苦労人をどうして、世に出さずにいられようか。応援せずにいられようか。
彪我君の才能を花咲かせたいし、その彪我君の存在を知らないことは社会の損失でもある。

それに何よりも可愛い。「可愛い」も能力のひとつである。


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3月29日にニコニコ動画で生放送された番組を「さくらしめじ」の部分だけを抜粋したものです。




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