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Channel: ガニメデス(Ganymedes)
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ミュージカル『ビリー・エリオット』を観に行ってきた。

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今日、大阪の梅田芸術劇場に行ってきました。

何しに行ったかというと
ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』を観に行ってきました。ビリーという少年が主役の物語です。もともと英国のミュージカルです。

簡単にあらすじを言うと、
1984年の英国。不況に喘ぐ北部の炭鉱で働く父と兄、そして祖母と毎日を送っていたビリーだが、偶然にも彼にバレエの可能性を見出したウィルキンソン先生の勧めにより、戸惑いながらも名門ロイヤル・バレエ・スクールの受験を目指して歩み始めるようになる。 息子を強い男に育てたいと願っていた父や兄は強く反対したが、11歳の少年の姿は、いつしか周囲の人々の心に変化を与え…

日本での公演に当たり、5人の少年が交互主役としてビリーに選ばれました。もちろん日本での公演ですから日本の少年たちが選ばれたわけです。


イメージ 1


まず、ミュージカルで日本の少年が主役を務めるなどあまりなかったでしょう。
少年の役はたいてい少女か女優が務めていたものです。

というのも日本の少年というのは恥ずかしがり屋で、なおかつ人前で歌を歌ったり、踊りを踊ることなど男のやることではないと、教えられてきたものです。ストーリーのなかでさえ「バレエをやるのはおかまだ」などと言っています。

でもそんな風潮は昔のことと、これらの少年たちは果敢にミュージカルに挑み、やり終えているのです。可愛らしさだけの中途半端な芸ではありませんでした。
バレエだけでなく、歌もあります。タップもあります。側転、前転、さらにワイヤーで腰を吊され、舞台の宙天を天使のごとく舞い踊るのです。イヤなかなか見応えがありました。
一生懸命練習したんだろうなーと思うと泣けてきます。 
。゚(゚´Д`゚)゚。

その交互主役を務める5人のうちのひとりがこの子、山城力(やましろりき)君です。
今日この子のビリーを見てきました。

イメージ 2



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実はこの子、最初は主役じゃなかった。
脇役でした。
でも途中から主役に抜擢されました。
この事だけでもサクセスストーリーじゃないですか。応援のしがいがあるというもの。小学6年生の11才です。

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主役が少年ということで観に行ってみようと気になってはいたのですが、なにぶんにも生まれて初めてミュージカルと言うくらいのミュージカル嫌い。
やはり最初はなんとなく気だるい気持で見ていましたが、ストーリーが進むにつれて引き込まれていきました。なによりも主役の少年の完璧なダンスとバレエに感心するばかりです。

この動画には山城君は出ていませんが、舞台のおおよその状況が見られます。

ミュージカル『ビリー・エリオット』プレスコール




山城君デビューの時の動画


5人目のビリー・エリオット 山城力 いよいよデビュー!!



これは今日の公演のいちばん最後の写真撮影会の時の様子。
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ちなみに左の子も男の子です。

イメージ 6


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