阪神淡路大震災が起きてから20年になります。
ひとつの区切りということで、例年になく、東京のテレビキー局も特集番組を放送しているようです。最近では東日本大震災のほうに目がいって、神戸の地震も歴史の彼方に追いやられてしまった感がありましたが、また、いろいろと思い出させてくれました。
当時の画像や、被災者の体験談を聞くたび、目頭が熱くなって、涙が止まりません。また、動画サイトであらためて見て、胸が高鳴ってきます。
当時の動画でもっとも有名な動画。NHK神戸放送局内の動画です。いかにひどい揺れであったかがわかります。ちなみに神戸の地元UFHテレビ局のサンテレビは早朝であったということで、放送関係の職員はいず、もしくは出社できず、延々と料理番組が放送されるだけで、ニュース速報さえ放送されない有様でした。
阪神淡路再震災 NHK あの動画のその後
下の動画も静かな夜明けから一転して、地震の揺れによる生々しい状況が記録されたものです。
阪神淡路大震災 発生の瞬間
さらに下の画像は三宮の生田神社。
拝殿がぺしゃんこになってしまった画像と、その後復元された画像です。
ちなみに拝殿が壊れた画像はいち早く、ネットでアメリカに送られたそうです。
神戸で何が起きたのか。東京の日本政府が把握しないうちにアメリカでは、こうしたネットによる画像で、神戸の地震やその状況を把握していたそうです。
まだまだ日本ではネットがメジャーな存在になっていなかった頃です。
このあと私は、その威力と必要性を感じ、インターネットを始めるようになりました。あれから20年も経ちました。あの頃は良かったなー。ネットは自由な空間だった。いろいろな画像を見ることができた。今じゃとても考えられない・・・。
一番上の画像は神戸のJR新長田駅前にある、「鉄人28号」のモニュメントです。
神戸出身の漫画家、横山光輝氏の代表作ですが、神戸を元気づけるために被害の大きかった長田に建てられています。
一応少年を扱っているブログですので映画「鉄人28号」で主人公の正太郎を演じた池松壮亮君の画像を置いておきます。
「ラストサムライ」
「新選組」の市村鉄之助
ただ、20年前、大災害の中で、多くの仲間と、多くの財産を失うという悲劇に見舞われながら、それでも力強く、おたがい助け合った日本人は今、どこへ行ってしまったのでしょうか。子供や、お年寄り、病人など弱い立場の人に手を差し伸べ、みんなで協力し合う精神は今、なくなってしまったのでしょうか。
お国の経済政策はまずは大企業優遇で、持てる者と持てない者の格差は開くばかり。
表向きは実力主義とかきれい事をいうけれども、結局は弱者切り捨て。スタートラインが違う人たちを競争させても、結果はその差が開くばかり。
実質年金は減らされ、介護サービスも質の低下が予想される。
教育行政も競争原理を強く打ち出し、子供に弱い者いじめの考え方を植え付けるだけ。
ネットではよってたかって、弱い者いじめで、サイトを炎上させる。
もっと優しい日本であったはずなのに。
ひとつの区切りということで、例年になく、東京のテレビキー局も特集番組を放送しているようです。最近では東日本大震災のほうに目がいって、神戸の地震も歴史の彼方に追いやられてしまった感がありましたが、また、いろいろと思い出させてくれました。
当時の画像や、被災者の体験談を聞くたび、目頭が熱くなって、涙が止まりません。また、動画サイトであらためて見て、胸が高鳴ってきます。
当時の動画でもっとも有名な動画。NHK神戸放送局内の動画です。いかにひどい揺れであったかがわかります。ちなみに神戸の地元UFHテレビ局のサンテレビは早朝であったということで、放送関係の職員はいず、もしくは出社できず、延々と料理番組が放送されるだけで、ニュース速報さえ放送されない有様でした。
阪神淡路再震災 NHK あの動画のその後
下の動画も静かな夜明けから一転して、地震の揺れによる生々しい状況が記録されたものです。
阪神淡路大震災 発生の瞬間
さらに下の画像は三宮の生田神社。
拝殿がぺしゃんこになってしまった画像と、その後復元された画像です。
ちなみに拝殿が壊れた画像はいち早く、ネットでアメリカに送られたそうです。
神戸で何が起きたのか。東京の日本政府が把握しないうちにアメリカでは、こうしたネットによる画像で、神戸の地震やその状況を把握していたそうです。
まだまだ日本ではネットがメジャーな存在になっていなかった頃です。
このあと私は、その威力と必要性を感じ、インターネットを始めるようになりました。あれから20年も経ちました。あの頃は良かったなー。ネットは自由な空間だった。いろいろな画像を見ることができた。今じゃとても考えられない・・・。
一番上の画像は神戸のJR新長田駅前にある、「鉄人28号」のモニュメントです。
神戸出身の漫画家、横山光輝氏の代表作ですが、神戸を元気づけるために被害の大きかった長田に建てられています。
一応少年を扱っているブログですので映画「鉄人28号」で主人公の正太郎を演じた池松壮亮君の画像を置いておきます。
「ラストサムライ」
「義経」の頼朝役
「新選組」の市村鉄之助
ただ、20年前、大災害の中で、多くの仲間と、多くの財産を失うという悲劇に見舞われながら、それでも力強く、おたがい助け合った日本人は今、どこへ行ってしまったのでしょうか。子供や、お年寄り、病人など弱い立場の人に手を差し伸べ、みんなで協力し合う精神は今、なくなってしまったのでしょうか。
お国の経済政策はまずは大企業優遇で、持てる者と持てない者の格差は開くばかり。
表向きは実力主義とかきれい事をいうけれども、結局は弱者切り捨て。スタートラインが違う人たちを競争させても、結果はその差が開くばかり。
実質年金は減らされ、介護サービスも質の低下が予想される。
教育行政も競争原理を強く打ち出し、子供に弱い者いじめの考え方を植え付けるだけ。
ネットではよってたかって、弱い者いじめで、サイトを炎上させる。
もっと優しい日本であったはずなのに。