「浩太」欠乏症
「家族ノカタチ」が終わって、浩太君の姿が見られなくなって、なんか寂しい。録画は見ているのだが。繰り返し、繰り返し・・・。でも新しい浩太君の姿が見たい。
いえ、いえ彪我君は見ているんですよ。きょうもラインライブがあったからごくごく最近の可愛らしい彪我君の姿を見ることができたのですが、それはそれ。
明るくて、社交的な彪我君も良いのですが、無口で無表情で、無感情の浩太君が何か気になるのです。
父性愛(女性だったら母性愛)をくすぐられる。何かこの子のためにしてやりたい。何かこの子が世に出られるように応援してやりたい。そんな気持ちが沸々と湧き出てくるんです。陽三さんの気持ちがよくわかるのです。
でもドラマが終わることによってその対象がもういなくなってしまった。
鬱屈した人生に辟易していた脳細胞に生まれ出てきた、この薄幸の美少年に対する好意を発揮させる場がなくなってしまった。
なんか寂しい。
このドラマを録画で何度も見直しているのだが、本当にこのドラマはよくできていた。何げないセリフのひと言ひと言が後の回になって、見事に生きていた。演出に無駄がなく、無理がなかった。それもメインキャストひとりひとりにちゃんとした過去を背負わせ、それにともなった考え方をさせ、行動をさせていた。
だから、主役の大介ひとりが輝く事はなく、毎回、メインキャストの誰かが交代で主役を演じる構成になっていた。
これは面白かった。
第1回目の主役は田彪我演じる「浩太」。
大介の父、陽三が同居していろいろと騒ぎを起こして大介と口論するが、その原因となったのは浩太の存在。さらにその口論に終止符を打ったのは浩太の「ほめてくれる人にバカって言うな!!」のひと言だった。主役の大介と葉菜子に影響を与え、これから始まるドラマの道筋を付けることになった。そして見事にドラマを締めた。
第2回目は大介を殴った葉菜子。
第3回目は生き方を変えたことを告白した陽三。
第4回目はストーカー騒ぎを起こした葉菜子の元ダンの和弥。
第5回目は結婚していた事がばれて、結婚式をした入江。
第6回目は結婚詐欺にあった佐々木。
第7回目は浩太の母親、恵。
第8回目は大介に告白した田中莉奈。
第9回目は父の病状を知った大介を心配する葉菜子。
そして第10回目にして、やっと本来の主役大介がこのドラマ全編を通じて主役となった。
第2回目、パーティー会場で父親の陽三が大介に、近所の親子を紹介するとき、「こうやって家庭を持って、子育てして、はじめて人間って成長する」と解いたが、大介はそれに反論した。
でも結局、10話を通じて、浩太という子供(ホントは弟という間柄だが)を子育てしたことによって、大介は大人として成長することができたのである。
もっとくわしく書きたいが、そうすると脚本より長くなってしまいそうです。
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さくらしめじのラインライブ「なんとかかんとか」
https://live.line.me/r/channels/551/broadcast/3629
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CBCナガオカスクランブル 2016.4.13 「sakurashimeji」
「家族ノカタチ」が終わって、浩太君の姿が見られなくなって、なんか寂しい。録画は見ているのだが。繰り返し、繰り返し・・・。でも新しい浩太君の姿が見たい。
いえ、いえ彪我君は見ているんですよ。きょうもラインライブがあったからごくごく最近の可愛らしい彪我君の姿を見ることができたのですが、それはそれ。
明るくて、社交的な彪我君も良いのですが、無口で無表情で、無感情の浩太君が何か気になるのです。
父性愛(女性だったら母性愛)をくすぐられる。何かこの子のためにしてやりたい。何かこの子が世に出られるように応援してやりたい。そんな気持ちが沸々と湧き出てくるんです。陽三さんの気持ちがよくわかるのです。
でもドラマが終わることによってその対象がもういなくなってしまった。
鬱屈した人生に辟易していた脳細胞に生まれ出てきた、この薄幸の美少年に対する好意を発揮させる場がなくなってしまった。
なんか寂しい。
このドラマを録画で何度も見直しているのだが、本当にこのドラマはよくできていた。何げないセリフのひと言ひと言が後の回になって、見事に生きていた。演出に無駄がなく、無理がなかった。それもメインキャストひとりひとりにちゃんとした過去を背負わせ、それにともなった考え方をさせ、行動をさせていた。
だから、主役の大介ひとりが輝く事はなく、毎回、メインキャストの誰かが交代で主役を演じる構成になっていた。
これは面白かった。
第1回目の主役は田彪我演じる「浩太」。
大介の父、陽三が同居していろいろと騒ぎを起こして大介と口論するが、その原因となったのは浩太の存在。さらにその口論に終止符を打ったのは浩太の「ほめてくれる人にバカって言うな!!」のひと言だった。主役の大介と葉菜子に影響を与え、これから始まるドラマの道筋を付けることになった。そして見事にドラマを締めた。
第2回目は大介を殴った葉菜子。
第3回目は生き方を変えたことを告白した陽三。
第4回目はストーカー騒ぎを起こした葉菜子の元ダンの和弥。
第5回目は結婚していた事がばれて、結婚式をした入江。
第6回目は結婚詐欺にあった佐々木。
第7回目は浩太の母親、恵。
第8回目は大介に告白した田中莉奈。
第9回目は父の病状を知った大介を心配する葉菜子。
そして第10回目にして、やっと本来の主役大介がこのドラマ全編を通じて主役となった。
第2回目、パーティー会場で父親の陽三が大介に、近所の親子を紹介するとき、「こうやって家庭を持って、子育てして、はじめて人間って成長する」と解いたが、大介はそれに反論した。
でも結局、10話を通じて、浩太という子供(ホントは弟という間柄だが)を子育てしたことによって、大介は大人として成長することができたのである。
もっとくわしく書きたいが、そうすると脚本より長くなってしまいそうです。
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さくらしめじのラインライブ「なんとかかんとか」
https://live.line.me/r/channels/551/broadcast/3629
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CBCナガオカスクランブル 2016.4.13 「sakurashimeji」